38.4%が「自分のニオイを確認したい」|ニオイ診断サービスのニーズ調査
38.4%が「自分のニオイを確認したい」
1,328人への調査で、510人(38.4%)が自分のニオイを確認するサービスを「利用したい(そう思う+ややそう思う)」と回答しました。一方で「利用したくない」は370人(27.9%)。賛成が反対を10ポイント以上上回る結果です。
Q. 自分のニオイを確認してくれるサービスがあれば利用したいですか?
| 回答 | 割合 |
|---|---|
| そう思う | 11.7%(155人) |
| ややそう思う | 26.7%(355人) |
| どちらともいえない | 33.7%(448人) |
| あまりそう思わない | 13.7%(182人) |
| そう思わない | 14.2%(188人) |
ここで注目したいのは、最も多い回答が「どちらともいえない」33.7%(448人)だという点です。明確に拒否しているわけではなく、「必要かどうか判断できない」層が3人に1人いる。ニオイ診断はまだ体験したことのない人が大半のサービスであり、この層をどう動かすかが普及の鍵になります。
サービス別に見た利用意向
| サービスの形 | 利用意向あり |
|---|---|
| 自分のニオイを確認したい | 38.4%(510人) |
| 会社の福利厚生として自分のニオイを確認したい | 32.9%(437人) |
| 気になる人のニオイを確認してほしい | 29.7%(395人) |
| 会社の福利厚生として他人のニオイを確認してほしい | 29.5%(392人) |
| 友人・家族に勧めたい | 22.4%(298人) |
順位ははっきりしています。「自分のニオイを知りたい」が最も強く、「他人のニオイをどうにかしてほしい」はそれより10ポイント近く低い。他人のニオイに困っている人は多いのに、それを第三者に委ねることには抵抗があるようです。
さらに低いのが「友人・家族に勧めたい」の22.4%。自分は利用したいけれど、人に勧めるのは気が引ける——ニオイという話題のデリケートさが、そのまま数字に表れています。
誰が最も利用したがっているのか|性年代別
Q39「自分のニオイを確認したい」利用意向(性年代別)
| 属性 | 利用意向あり |
|---|---|
| 女性30代(n=77) | 61.0% |
| 女性20代(n=20) | 60.0% |
| 女性40代(n=147) | 40.8% |
| 男性40代(n=283) | 39.2% |
| 男性30代(n=127) | 37.0% |
| 女性50代(n=134) | 36.6% |
| 男性50代(n=467) | 33.8% |
| 男性60代(n=39) | 23.1% |
最も意向が高いのは20〜30代の女性で6割超。40代以降は男女とも30%台に落ち着き、男性60代では23.1%まで下がります。若い女性ほど自分のニオイを客観的に把握したいと考えているという明確な傾向です。
「気にしている人」ほど利用したい|意識と意向の相関
サービス利用意向
サービス利用意向
自分のニオイを「気にしている」と答えた625人では利用意向が56.6%に跳ね上がり、「気にしていない」366人では19.9%にとどまりました。その差は約2.8倍です。
ニオイ診断のニーズは、漠然とした興味ではなく「自分は大丈夫だろうか」という具体的な不安から生まれています。逆にいえば、不安を抱えている人にとっては、客観的な答えを得られる場が今はどこにもないということでもあります。
どんなときに使いたいか|利用シーンの自由回答
「どのような時に利用したいですか」という自由回答には798人が記述しました。内容を分類したのが以下です。
| 利用したいシーン | 記述割合(n=798) |
|---|---|
| 定期的な健康チェックとして | 28.6%(228人) |
| 人と会う前・外出前 | 8.6%(69人) |
| 冠婚葬祭・イベントの前 | 6.8%(54人) |
| 不安を感じたとき・指摘されたとき | 6.0%(48人) |
| デート・恋愛の場面 | 4.4%(35人) |
| 仕事・商談・面接の前 | 4.1%(33人) |
| 夏や運動など汗をかく季節 | 3.0%(24人) |
圧倒的に多かったのが「定期的に」「健康診断のように」という回答(28.6%)でした。「定期診断として」「健康診断のメニューの中に組み込む」「定期的に、自分にニオイがないか確認したい」といった声が並びます。
つまり多くの人が求めているのは、トラブルが起きてからの緊急対応ではなく、体重や血圧のように定点観測できる仕組みだということです。次いで「大事な人と会う前」「結婚式やイベントに招待された時」といった、勝負どころでの確認ニーズが続きます。
「こんなサービスが欲しい」|利用者が求めるもの
486人が具体的な要望を寄せました。多く見られたのは次の3つの方向性です。
- 原因と対策までセットで知りたい:「匂いの原因とその対策」「自分の体に合ったニオイケアの方法を教えてくれる」
- レベルを数値で示してほしい:「匂いの状態をグラフ化する機能」「自分の匂いレベルがどのくらいか」「点数」
- 気軽に、繰り返し使えること:「気軽にチェックできる機械がドラッグストアで安価に使える」「一度確認したいだけ」
「判定して終わり」ではなく、数値化 → 原因の特定 → 具体的なケアまで一本につながっていることが期待されているとわかります。
まとめ|ニーズは「知りたい」に集中している
調査から見えたのは、ニオイ診断サービスへのニーズが他人を変えることではなく、自分を知ることに集中しているという事実でした。38.4%が自分のニオイを確認したいと答え、その割合は不安を持つ層で56.6%まで上がります。求められているのは、定期的に、数値で、対策まで示してくれる仕組みです。
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